工事の不備が何点か有りましたがその中でも多いのが 配管テープが上から巻かれていることです。配管テープを上からテープを巻くと外部からの水が中に入り配管を腐食させます。基本:配管テープは必ず下から巻きます。下から巻くと外部の水も外へ外へと中に進入しません。上から巻くと配管が1年でぼろぼろになり腐食しますが下から巻いた配管は10年でも腐食しません。 ほんとに10年使用した配管とは思えないほど綺麗です。基本は下から巻き上げる。何度でも言いたい!上から巻いたため配管が腐食しています。 新品の配管が配管テープの逆まきで上のようになります。基本工事概要
2016/04/27
スリムダクト(配管カバー)工事の不備を紹介します。隙間が出来雨が進入します。ダクトとダクトをつなぐ時は必ずスリムジョイントを使用します。下記の写真がスリムジョイントです。排水パイプありダクトのカバーのみ取り付けてある。当然雨が進入します。このような時はフリーコーナーを使用します。下記の写真がフリーコーナー使用時です。ダクトの最後は末端を使用しますが使用されていませんでした。 末端を使用しかければいずれダクトのカバーが下がってきて雨が進入します。ダクト工事の中で一番多いミスです。コスト削減でしょうか? 工事時間の短縮でしょうか?お客様が知らないからと思っているのでしょうか?ダクト工事(配管カバー)をされた方は必ず確認しましょう! 工事のやり方でこんなに違いが出ます。上記の工事ですと2・3年で配管がボロボロになります。
2016/04/27
エアコンを取付時、室外機及び室内機とエアコン配管を接続します。 その時の銅管の先がフレア加工により接続が可能なります。 写真がフレアー加工された銅管です。接続出来るようにラッパのように先端を加工します。左のフレア加工が正常な状態。 右のフレア加工が不備の状態です。見た目には分かりにくいですが右のフレアの先端が若干薄くなり広がっています。原因はフレア加工された配管を接続する時にモンキーのみで接続することにより締めすぎが原因でフレアがつぶれ薄くなりガスが少しずつ漏れていきます。大体が締めすぎです。締めれば締めるほど安心と考えるのでしょうか?ガスが漏れてもお客様には分かりにくい状態です。5年経過してガスが40%程度もれた状態でも お客様は冷えが悪くなりますが汚れのせいと勘違いします。エアコン本体もエラーを出しませんので余計に分かりません!基本:エアコンの配管接続は必ずトルクレンチを使用し規定圧で取付します。下記にトルクレンチの写真を添付します。各配管のサイズによりトルクレンチが変わります。工事担当者は全ての配管サイズのトルクレンチが必要になります。工事の時にトルクレンチを使用しているかの確認が必要となります。各種サイズ別のトルクレンチ 通常のモンキー分かりにくい時は工事担当者に ”トルクレンチを使用していますか” と尋ねて下さい。 トルクレンチを持っていない工事担当者は何とかごまかすでしょが絶対に使用しなければ工事をストップさせる勇気を持ちましょう!後々ガス漏れの可能性が高くなります。*余談ですが中には 私はベテランだからモンキーでも大丈夫という方がいますがとんでもないことです。 私も15年の経験がありますが自分の力加減は信用出来ません。朝と夕方 体調の良いときと悪いときでは力が違います。 追伸 エアコンの取外し再取付時には必ず配管のフレア加工が必要になります。理由は一度使用した配管を取り外すとそのままでは使用できません。重要! 銅管のフレア部分が膠着(硬くなっている)為、必ず配管の先端をカットしフレア加工する事が当然の作業です。そのまま使用するとガス漏れが発生しますので注意して下さい。
2016/04/27
ドレンホースについて右側が内部に何も処理がされていないドレンホース左側のドレンホースは内部に耐熱処理(黒)がされています。中が黒いので見てすぐ分かります。いまだに右側のドレンホースを使用している業者がいますが不思議なくらいです。右側だと直射日光でですぐにボロボロとなりますが左側のドレンホースだと長持ちします。 見た目には分かりませんが中を確認することにより安物のドレンホースが使用されているのが分かります。 一度確認する事が重要です。一番最強なものが下記の塩ビパイプです。 約30年以上は維持可能と考えます。一軒家の場合はエアコンを取外す事がないと考えますので是非検討してみて下さい。1m当り300円にて実施しています。30年も持つので安いと考えます。
2016/04/27
エアコンは必ずアースが必要です。お客様宅にてエアコンの取外し時8割近くアースが取られていません。 アースを取らないとエアコンが故障し導電したときには感電します。 アースが取られていたなら漏電してもブレーカーが落ちるので安心です。 他の工事者でアースを取らなくてもブレーカーが落ちますので大丈夫と言う人が居ますが大きな間違いです。 私も修理で訪問時エアコンで感電の経験もかなりありますがかなりの衝撃です!年配の方お子様には大変な衝撃になります。 ご家庭のエアコンはアースが取られているかの確認は必要と考えます。 コンセント追加時にアース線の配線がされていないコンセント通常エアコン用ではこのようなコンセントは使用しませんが工事業者の怠慢です。下がアース付コンセントです。 ご家庭のエアコンのコンセントを確認しアースが取られていなければ工事した業者に連絡して早めに対処する事が重要です。
2016/04/27
ガス回収ボンベ エアコンのフロンガスを回収致します。 回収ボンベ 回収機で回収したガスをボンベの入れる為の容器 ガス漏れ検知器 先端がポンプ式になっている為微妙な漏れも感知します。 エキスパンダーキット 配管の先端の口径を広げる機械です。銅管溶接の負担が半分になります。 真空ポンプ タスコ 業務用に使用 8馬力まで対応可能です。 家庭用専用 真空ポンプ ディジタル 真空ゲージ わずかなガス漏れも発見出来ます。 アナログでは発見不可! マニーホールド ガス圧の確認に使用します。 銅管専用 ガス溶接機 ガス漏れの補修に必要な機器です。 高性能エレクトロニックチャージングスレール ガス補充時に使用 R410ガスは可能なかぎり全量交換が望ましい 規定量の補充がこの機械にて可能です。 タスコ ラチェットベンダー 配管の加工に使用 手で加工すると収まりが悪く設置に支障が出ます。 小型コンプレッサー 家庭用エアコン洗浄に使用 大型コンプレッサー 業務用エアコン洗浄に使用 洗浄ポンプ 3台 バキューム 水も吸い取り可能です。 トルクレンチ 2分〜6分まで揃えています。接続は必ずトルクレンチを使用します。 自動フレアー加工機器 自動でフレアー加工が出来ます。早くて正確です。
2016/04/17
お客様宅にてガス圧を確認。ガス圧は、0でした。室内機なのか室外機なのかを確認すると室外機からの漏れを確認。漏れ場所は不明。現場での確認は難しいと判断し、室外機をお預かりして倉庫にて確認することにしました。今回の修理代金:ガス漏れ補修10,000円にて実施しました。室外機を分解ガスもれ探知機にて漏れを確認。左側配管部分で反応あり。そこを補充する事にしました。溶接機にて配管部分の漏れを補修(2箇所) 仮にガスを入れ圧の状態を確認。1時変化なし。翌日まで変化なしの為修理完了。お客様宅で取り付け完了しました。
2016/04/16
西原町のS様宅よりエアコンを取外し洗浄及び室外機のさび止めを実施しました。室外機はかなりの錆が発生。室外機を分解しさび止めを実施。底板は特に念入りに実施。ファンモーター支えも重要なポイントです。ファンモーター支えが腐食するとファンモーターが落下 ファンモーター不良及び室外機の基盤不良となり修理代に2万円程度かかります。逆にそこをしっかり防御する事によりエアコンが長もちします。メーカー側はあえて腐食するように作成しているのでは? 外部の金属部分も錆を落とし、さび止の2回塗りを実施しました。アルミフィンも洗浄後塗装致しました。これで完璧です。塩害から防御できます。室内機も洗浄して完了しました。今回取付と同時でしたので上記の作業はサービス(無償)にて実施致しました。
2016/04/16
エアコンの塩害対策・さび止め塗装及び基盤コーティングを実施室外機を分解した時点ファンモーターを取外しワイヤーブラシにてさびを取り除たっぷりとさび止め塗装 一番大事な箇所はファンモーターを押さえている金具です。 この金具が腐食するとファンモーターが落下、ファンモーター不良及び室外機の基盤不良となり修理代が2万円程かかります。 次はPCボードにて室外機の基盤をコーティングします。 エアコンの故障の大半は室外機の基盤不良が1番です。 原因は塩害により基盤が不良となります。後はやもりによる基盤のショートで基盤不良となります。 上記の故障を未然に防止する為コーティングが必要となります。 西原電気空調サービスでは 錆びとめ塗装 3,000円 基盤コーティング 3,000円にて実施していますのでご利用願います。 但しこの作業は12月〜4月度までの作業となります。5月度からエアコン工事のピークとなりますのでご了承願いします。
2016/04/11